狂犬病ワクチン、なんで毎年打たなきゃいけないの?

皆さまこんにちはこんばんは。ケモミミ本舗です。

今回は狂犬病のお話です。

まず、狂犬病の世界的な発生状況を見てみましょう。

(厚労省ホームページより転載)

清浄地域と言われる狂犬病が発生していない国(青色の国)は、日本を含めたわずかしかないのが分かりますね。
参考:厚労省 狂犬病Q &A

普段あまり意識しないことかもしれませんが、狂犬病が発生してない国はとても少ないんです。私は大動物専門なので小動物の方の情報はあまり偉そうには語れませんが、狂犬病のワクチン接種がなぜ厚労省の管轄なのか。
それは犬に接種することが人間の健康を守ることになるからです。
面倒くさいけど、そういうことなんです。

狂犬病については厚労省のHPを覗いてもらえればだいたいのことが分かると思いますが、最も恐ろしいのは犬も人間も発症したら終わりというところです。
終わり、ということはつまりアレです。
人生の終わり、です。

狂犬病の犬に噛まれても助かる手段はありますが、何回もワクチンをうたなくてはいけないし、発症の恐怖と戦わなきゃいけないし、いいことないです。

なので犬にワクチン接種すればいいだけ、の現状はとても恵まれてるんです。
災害時の避難 ペットはどうする?でも書きましたが、ペットと人が共存するためにもワクチンの接種(避妊と去勢も)をしておきましょう。

ペットを守れるのは飼い主さんだけですから。

おすすめの記事