毎日暑すぎ 熱中症に気をつけて!

皆さまこんにちはこんばんは。ケモミミ本舗です。

まずは東北地方の秋田山形で水害被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
ニュース的になかなかクローズアップされませんが、被害は甚大のようです。
少しでも早く復旧されることをお祈りいたします。
(能登も早く復興して欲しいです…)
水が引くとこれだけの暑さなので衛生面であっという間に劣悪な環境になるかと思います。
行政の支援を最大限活用していきましょう。


本当に毎日暑いですね。これでまだ7月。ちょっと気が遠くなりますね。

ここ数十年で都市の暑さが異常な高さになることが増えてきました。
我々が子どもの頃はエアコンなんて入っているのはオフィスや店舗くらいで、家庭だとせいぜいリビングにあるくらい。
各部屋に入ってないと夜寝られないなんてそうそう何回もあるものではありませんでした。

ここまで日中が暑くなると仕事や学校の時間をずらした方が命が守られるんじゃないですかね…
高校野球とか虐待では…?とかホントに思ってしまいます…

今日の話題は暑さによる熱中症ということですが、熱中症自体はあらゆるところに情報が出ていますのであらためて説明することは割愛して、熱中症になると体がどうなるか、という話をしようと思います。

ご存知のように人間の深部体温は37度くらいです。
末端にいくほど低くなり、手足だと30度弱くらいになります。

単純に40度を超えると、人体は機能がバグり始めます。
42度を超えるとすぐに体組成分であるタンパク質が不可逆的な状態に持っていかれます。
(これは末端の手足でも同じ)
末端だけでなく重要な器官がある頭部、体幹部に及ぶといわゆる頭痛や吐き気などの症状として表れます。
X(旧Twitter)で、ひどい熱中症になって体が全然働かなくなって3日前に食べたご飯がそのまま出てきた、なんて書いていた方もいましたね。(当然入院になったらしいです)

あまり多くはありませんが、暑熱環境で死亡した家畜の解剖をしたことがありますが、筋肉が生煮えのようになっていてびっくりした記憶があります。
(とは言え本当に微細な変化でしたが)
もちろん死亡してから運び込まれるまでに「筋肉が煮えてしまった」可能性もあるとは思いますが、高温下でいる怖さを教わった気がします。

気象庁が発表する気温は「風通しや日当たりの良い場所で、電気式温度計を用いて、芝生の上1.5mの位置で観測する〜直射日光に当たらないように〜格納」されて観測されたものが発表されています。(気象庁HPより引用。筆者により部分割愛)
つまり太陽に当たるような状況では気温以上の温度環境である可能性もある、ということになります。

ということは、今日のような40度41度の日の「ひなた」は歩道の「地面の温度」と合わさると恐ろしい温度になっている可能性があるということです。

体温を保持するために1番働くのが血液です。

血流を保持するためと汗をかく「原資」を担保するために絶対的に水分量の確保と補充をするようにしましょう。
もし恥ずかしくなければ日傘もすごく有効です。
あれがあるだけで相当体感温度が変わります。
(UVカットクリームなども体表面のダメージを減らしてくれます)

仕事中だから水分補給できないとかクソ喰らえです。
がんばってがんばって仕事して、それで倒れても(最悪不可逆的なことが自分に起きても)、誰も、絶対に、責任を取ってはくれません。

どうかご自分の体を守ってくださいね。
そして、願わくば周囲の人に対しても同じような目線で見てくださいますよう。

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