インフルエンザの暗躍

皆さまこんにちはこんばんは。ケモミミ本舗です。

コロナめちゃくちゃ流行ってますね。
下のリンクはそれらの報道のひとつですけど内容は典型的で、「感染の拡大」と「対策が必要なこと」の注意喚起が中心です。(溢れだす今さら感)

NHKニュースより:新型コロナ感染拡大受け 厚労省会合 専門家“基本的対策必要

「あの」厚労省さえ換気手洗いマスクの再喚起をしてるくらいなので、皆さん本気出した方がいいかもですよ!

なんて冗談はさておき、何回も書いてますが、コロナは感染時も大変ですが、症状が軽く済んだとしても後遺症のリスクは他の感染症と比較にならないくらいあるので、本当に軽く考えず対策はしっかりしましょうね。
職場や出先で、周りが全くマスクしてなくてエアコンの効いた室内で、などの場合はかなり感染リスクが上がるので、N95マスクなど高性能のマスクをこまめに交換するなどせいいっぱい抵抗しましょう。
(感染してても来ることの多い「スーパー」もリスクの高い場所です)
少なくとも感染時のウイルス量を減らせることができればまだその後が楽になるはずです。
そして、感染時には抗ウイルス薬も活用しましょう。金より命です。

話がそれました。

コロナウイルスと同じ、ウイルス性感染症のインフルエンザ。今回はこっちが主役です。

家畜の獣医師業界でインフルエンザと言えばまず「鳥インフルエンザ」になるわけですが、最近この鳥フルがどうもきな臭い。

NHKニュースより:アメリカの乳牛から検出の鳥インフル“飛まつで感染する性質

上のリンクは3週間くらい前のニュースです。
鳥インフルエンザ関係のニュースは有料記事が多く、リンクは貼っていませんが、興味ある方は検索して読んでみると面白いと思います。

参考:厚労省検疫所HP

今回話題になっているのは米国で、ウイルスもH5N1の強毒タイプの亜型です。

農場で飼育されている乳牛が乳量減少などの症状を示したことから検査したところH5N1の感染が確認されたというもので、その報道には結構なショックを受けました。
従業員にも感染が確認されており、生乳からの感染や感染経路(飛沫感染の可能性)の検査・調査が行われています。

えー…こっちもぉ?って感じですよね…

人が絡む感染症に対しては対応が迅速なので(米国というのもあると思いますが)いろいろな検査の結果や調査の報告もわりと頻繁に報じられるようになってきてます。

とりあえず生乳のウイルスについては通常の牛乳生産上の殺菌工程で失活するようですので、牛乳が飲めない、といった心配は不要のようです。

鳥インフルエンザウイルスもコロナウイルスと同じくとても変異しやすいウイルスです。
養鶏場や乳牛飼養農場など、家畜が集中しており、ウイルスのやり取りが容易な環境では注意が必要です。
元々養鶏場では鳥インフルエンザは強力に監視されていますので何かあってもすぐ対応できるでしょうが、今後は乳牛など他の家畜の農場でも監視が必要になってくるかもしれませんね。

何より厄介なのが「人への感染があった」部分です。

またワクチン市場でいろいろ動きがあるかもしれませんねぇ…

いずれにしてもインフルエンザについても予防法はコロナの場合と基本は同じですので、夏場の感染症の危険なポイントを押さえつつ、粛々と対策をしていきましょう。

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