食中毒と家畜の関係の話

皆さまこんにちはこんばんは。ケモミミ本舗です。

梅雨時になると食中毒警報なんてのが保健所から出されたりしますよね。
ノロウイルスなど冬場にも食中毒は起こりますが、やはり高温高湿度になる夏場は要注意です。

食中毒の原因と症状

食中毒 厚労省HPより

上の厚労省のHPにも書かれているとおり、食中毒は食品中に入っている細菌やウイルス、寄生虫、等々を食べることにより起こります。
一般的にちょっとした調理での加熱では処理しにくいものが食中毒として発症しやすく、有名どころではノロウイルスやカンピロバクターなどがあります。
寄生虫ではアニサキスがこのところ多いようですね。
まだ生きている魚でも筋肉中にアニサキスが確認されることもよくあるようなので、保管に注意してよくよく食品には熱を通すようにしましょうね。

症状としては下痢・嘔吐が一般的ですが、カンピロバクターのようにギランバレーの原因になったり、アニサキスのように腹痛だけでは治らない場合もあります。

食中毒と家畜の関係

ノロウイルスー二枚貝
カンピロバクターー鶏
アニサキスー魚
サルモネラ菌ー卵等

などのように、食中毒の原因となるものの多くが生き物由来です。

家畜が関係してくるところは

鶏(卵) カンピロバクター・サルモネラ菌
牛 腸管出血性大腸菌
豚 E型肝炎ウイルス

あたりでしょうか。
もちろん全ての家畜がこれらを保有しているわけではありませんが、逆に全てを無くすこともできません。
(腸管出血性大腸菌あたりは治療方法との兼ね合いで重篤になるものもあるような感触はありますが…)

これらの生き物が自然にいる状態で共存状態にあるウイルスや細菌等と、それを食する人間の耐性とが共合していないことから食中毒は起こってしまうんですね。

なので、それらと共存できない人間側としては、保冷や加熱等は当然の自衛策、であるのです。
特に耐性の低い乳幼児やお年寄りがいる場合は要自衛です。


あらゆる汚染源の存在する世界に人間も動物も生きています。
食する側としては、自衛する、という方法で歩み寄るしかありません。
不用意な不健康は積極的に避けていきましょうね。

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