皆さまこんにちはこんばんは。ケモミミ本舗です。
朝夕はまだなんとなくギリギリ涼しいかもしれないけれどすっかり日中は真夏の様相を呈してきた今日この頃。
端的に言えば毎日暑いです。
前回のブログでも書きましたがこのところ夏だろうがなんだろうがウイルス性の感染症も発生するようになってきました。
あっついですが、感染症は時期を選んでくれません。
夏場は冬とは違う予防方法のアプローチが必要となるということでいくつか書いてみました。
※ 基本的にこのブログでは基礎疾患のある方や高齢などで体力に不安のある方を想定して予防策を書いていますので、その点ご了承の上お読みください。
エアコンを使用する時の注意
多少なりとも涼しい風の入ってくる朝方ならまだしも、日中は皆さんエアコンをつけていると思います。
(熱中症の予防のためにもエアコンは積極的に使っていきたいですね)
エアコンをつけると必然的に換気量が減少することになります。
(エアコンに換気の機能が付いているものもありますが絶対量は減っていると思います)
なので、エアコンを多用する時は、空気清浄機の併用を心がけるようにするといいと思います。
難点としては、市販の空気清浄機のほとんどが「空気換気量の絶対量はそこまで多くない」というところがありますが、換気量が減るこの時期に活用しないのはもったいないです。
フィルターの性能や換気量をチェックしつつ居室の空気の清浄化を行いましょう。
空気清浄機の性能に不安があったり空気清浄機そのものがない時は冬場同様に数時間おきに窓を開けて換気を行うといいと思います。
外出時の注意点
日本の夏場は、幸い湿度が高いため湿潤で粘膜(のどや目)にはダメージが少なく、ポイントを守れば感染症の防御は効率的に行うことができます。
感染は接触感染、飛沫感染、空気感染がメインなので、これらを気候に応じて予防できるようにしておきましょう。
基本は冬場と同じです。
人ごみに出る時はマスク、帰ってきたら手洗いうがい、衣服の洗濯をしましょう。
夏場のマスク
マスクは冬でも鬱陶しいものです。
ましてや夏場なんて本当は考えたくもないですが、基礎疾患のある方や不用意な感染をしたくない方は少なくとも人混みに出る時はマスクをしましょう。
ただ、当然ですが夏場は暑いため汗が出やすく、呼吸も荒くなりがちなのですぐにマスクがべしょべしょになったりします。
マスクの内側が濡れると呼吸もしにくく苦しくなるので、そういう時は、もったいないと思わずにこまめにマスクを交換するようにしましょう。
1時間ごとでも30分ごとでも自分が呼吸しやすい状態を保つように調整するといいと思います。
また、マスクについては性能の上下より、きっちりとはめることが重要という知見も出ていたので、隙間はできるだけ少なくなるようにはめましょう。
夏場の手洗いうがい
夏場は寒い時期に比べたら水に接触するのが苦ではないはずなので、まめに手洗いうがいをしましょう。
粘膜にウイルスがくっつきやすいことを考えると、うがい(鼻うがい含む)やアイボンは効果が高いと思われますので自分の中でルーチン化できるといいですね。
ただし、目の粘膜は非常に繊細にできていますので、アイボンでの目の洗浄はあまり頻繁に行わず、清潔な器で短時間で済ますよう心がけるといいと思います。
(このあたりはっきりした数値が出せなくて申し訳ないのですが、ご自分の体力に応じたやり方でお願いします)
手洗いについてはポイントは「水量と洗浄範囲」になります。
指先をちょろちょろ水につけるだけで洗った気分になる方もいるかもしれませんが、これは手洗いには含まれません。
可能であれば石鹸で手全体を洗い、ある程度の水量を使って流し洗いするようにしてください。
これをやるだけで相当効果に違いが出ます。
ところで、アイキャッチにアルコール消毒の画像を使っていますが、基本的にはわざわざ消毒するまでもなく、まめな手洗いで十分です。
感染症のおさらいとまとめ
新型コロナ感染症は5類になって久しいですが、未だ感染は収まらず、波を繰り返しています。
国や自治体もすっかり積極的な周知をやめてしまいました。
報告もリアルタイムのものは分からなくなっており、2週間前の状況くらいしか見ることができなくなっています。
また、コロナの検査や治療が有料になってからステルス感染も増えているはずなのでその数値自体も少なく出ていると思わざるを得ません。
コロナ対策が取られていた時にはコロナ以外の疾患についても発生が抑えられていたという報告があります。
そこから考えてもマスクや手洗い等はコロナ以外でも有効と考えられるため、体力に不安のある方は積極的に自己防護していきましょう。
また、無菌状態だと免疫力が落ちる、というのはあまりに極端な物言いで、実生活に照らし合わせると「無菌状態にするのはほぼ無理」なことなので、あまり気にせずに防御していくといいと思います。
何度も書きますが、コロナ感染症はコロナそのものよりも後遺症が恐ろしい病気です。
感染時のウイルス量によってもその軽重が左右されるとも言われますし、ウイルスの挙動自体まだまだ未解明な部分も多いです。
自分の体で実験する必要はありません。
マスクをする方がすっかりいなくなってしまいましたけど、体力に自信のない方はぜひ防御を続けていただきたいと思います。