皆さまこんにちはこんばんは。ケモミミ本舗です。
しばらくぶりでございます。相変わらず毎日暑いですね。
ここのところ食中毒のニュースが目につくようになってきました。
その中でも赤痢には驚かされました。
曲がりなりにも先進国と言われる国で赤痢とは…
経済的に追い込まれてくるとこういうところも余裕がなくなってくるもんなんでしょうか。
食品や水からの食中毒ということで、今回出ていたのは赤痢菌、ノロウイルス、黄色ブドウ球菌といった有名どころでした。
細菌やウイルスの違いはありますが、共通しているのは比較的少量でも感染が成立するところでしょうか。
当然感染量に比例して症状は重くなりますが、食中毒の原因物質(細菌やウイルスだけではありません)のやっかいなところはまさにこの少量でも成立してしまう部分ですね。
通常の「食品が傷んでいてお腹を壊した」というのはいわゆる「雑菌」や「カビ」が増殖してなるもので、見た目にも変色していたり腐った臭いがしたり粘っこくなっていたり、と分かりやすい変化を起こしますが、食中毒の場合は、見た目はほとんど通常と変わらない(食味も変わらない)ことがほとんどだと思います。
それこそが「少量」で悪さができてしまう所以で、食中毒の厄介な部分でもあります。
以前の暑いとこんなことにも気をつけないとダメなの⁈【食中毒】 にも書きましたが、結局食中毒に対抗するには「目に見えていないモノたちを相手にする」ことになるので、その「目に見えていないモノたち」を最大限減らすとされている「予防3原則を守る」という、地道で連綿たる努力をしていくしかないのです。
実はこの「地道で連綿たる努力」があらゆるものを支えているんですよね。結局。
中小企業を守らなくなった挙句必要なものやパーツが手に入らなくなって手術に支障が出始めてたり機械が動かせなくなったりなんてのもチラホラ耳に入ってくるようになってきましたしね。
そういうことなんですよね。
話が外れました。
食中毒の原因物質の中には熱に強かったり塩分に強かったりするものも多いので注意が必要ですが、今回のニュースで出ていた赤痢菌やノロウイルス、黄色ブドウ球菌は比較的対処が楽な部類に入ります。
通常の消毒や加熱でブロックできます。
(感染力はすごく強いですが)
外出先での食中毒といった突発的なことに対策を講じるのは難しいですが、いつも書いているように、感染症に対抗するには、手洗いうがいマスクが基本セットです。
そして、感染が疑われたら「検査」をして「治療」をし、療養をすることです。
感染症の厄介なところは自覚症状がなくとも「原因となるもの(ウイルス等)」が体内に存在することもあるところです。
自分はいつもどおりなつもりで行動しているだけなのに感染源となってしまうことも往々にしてあるのです。(食中毒もそうですよね)
マスクを嫌う方も多いですが、マスクは感染しないためだけでなく、「誰かにうつさないため」のものでもあるんです。
検査も治療も療養も自分のためだけではない、ということですね。